Frozen Dressing
久しぶりの再会や、ホームパーティなど、大切な人との会食を楽しんでいる場面で使うドレッシングである。普段の食事とは違い、「食べること」よりも、「しゃべること」を大事にすることに注目した。食事のはじめに出されるサラダの欠点である新鮮なうちに早く食べなくてはいけないことを、ドレッシングを凍らせることで時間の経過で溶けることで味の変化が楽しめ、かつ冷えることでシャキッと感が保つようにするという解決案である。まず、ドレッシングを凍らせることは可能かどうか、製品としてきれいな見た目になるのかなどを実際に作りながら検証した。
販売形式は、実店舗に想定するとドレッシングコーナーには置かれず冷凍コーナーに置かれてしまうと思ったので、ウェブ販売でいくことにした。パッケージはアイスを参考に紙でいけると判断し、ギフト菓子の質感を取り入れた。そして冷凍室にストレスなく入るようなサイズを検討した。また、ドレッシングの語源である「着飾る」ことから布をビジュアルに使用し、サテンの艶感とドレープ感で高級感を演出した。