彩果の宝石
授業が始まる前に何のパッケージをつくろうかなと考えたとき、漠然と食品のパッケージにしようとだけは決めていた。授業を受けていくなかで製造コストなどを考えたら普段自分で買って食べるスナック菓子などよりも、ギフトに使われるパッケージのほうがパッケージの自由が利くということを知ったので、私自身埼玉県出身ということも含め、ギフトとしてよく送られているイメージのある彩果の宝石のパッケージを選んだ。もともとのパッケージは、リニューアルしたこともあり、イメージしてたよりかっこよかった。ただ、真っ白のパッケージは高級感と清潔さ、そしてシーンを選ばなさそうで一見良いと感じたが、このままでは
どんなお菓子でも成立すると思った。また、私にとってギフトなんて貰わないし送らないと思ったので、より身近な贈り物であるホワイトデーに向けたパッケージにしようと考えた。パッケージのデザインをプリンセスカットされたダイヤモンドにすることで女性への贈り物にふさわしいものにした。また、片手で雑に開けられないように、引き出して開けるような構造にした。さらに、外からでは中身を見えないようにすることで、一層大事なものっぽさを演出した。パッケージ自体も宝石だけど、そのパッケージはしっかり宝石箱の役割も担うようなイメージで作った。