Wind direction
授業のテーマが「自然と対応」に決まったので、自然について調べていくと「日本人にとって自然とはなにか」という本に「自然」という言葉がどこで生まれ、いつ日本に入ってきたのか、またその使われ方の変遷についての記述があり、さらに各国の自然に対応する言葉から国によって自然についての考え方が異なることがわかった。自然現象についてを言葉の意味から考えることの面白さを知ったので自然の中でも特に風に注目して「風向きが変わる」という言葉の意味である「物事に追い風・向かい風が吹くという有利・不利な状況」について自分なりに考え、さらに実際に風をリンクさせて吹かせてみるというチャレンジをした。
自分自身がこれまで体験してきた追い風、向かい風について考えたとき、どちらとも現状の空気感からの変化が大きくなった際に追い風や向かい風が吹くものだった。ただ空気感は簡単にセンサで読み取ることができない。そこで空気感を他の何かで知る必要があると考えた結果、人やモノが出す音に注目した。急激な音の変化(高低差)があったときに風向きが変わるプログラムとなった。また、風は目で見ることができないので、Webcamを使い、風のグラフィック化を試みた。